内容説明
幕藩体制の動揺期から平成不況まで、日本経済が歩んできた２００年を描く、最新の近代日本経済史。独自の視点から経済史を再点検し、歴史のなかから、現在の日本経済が抱える問題を浮彫りにする刺激的な入門書。
目次
１ 領主制社会解体期―前期本源的蓄積の時代
２ 資本主義社会形成期―後期本源的蓄積の時代
３ 資本主義社会確立期―産業革命の時代
４ 資本主義社会展開期―帝国主義の時代
５ 現代への展望―慢性的インフレの時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中将(予備役)
2
少し古く(平成7年発行)、学界での評価もわからないが、資本主義の形成に力点を置いた我が国の経済史。初心者が読む通史として読みやすかった。資本主義経済の形成として、江戸後期にも注目しているのは興味深い。2021/07/26
