出版社内容情報
世界遺産に登録された富士山の成り立ちや構造から、気象、生き物などの自然観察まで、豊富な写真と図版でわかりやすくまとめた1冊。
世界遺産に登録され、注目度が高まる富士山の科学を、豊富な写真と図版でわかりやすくまとめた1冊。富士山はどのようにして日本一高く、美しい山になったのか、噴火を繰り返してきた成り立ちや構造から、噴火によってもたらされたさまざまな美しい地形、地下の水脈や土壌のひみつ、富士山噴火の予測や被害・防災、そして実際に富士山に訪れたときに観察したい不思議な空の現象や哺乳類、鳥、昆虫、植物などの生き物まで、富士山にまつわる自然を網羅しました。子供たちが実際に訪れて、富士山の壮大な自然を体感できるように、富士山周辺のさまざまな観察スポットのマップや、実際に自然観察をするときのポイント、注意点なども紹介。夏の自由研究や調べ学習にも最適です。
1章 富士山の構造と成り立ち
2章 富士山の噴火の恵み
3章 富士山噴火の予測と防災
4章 富士山の気象と不思議な空
5章 富士山にすむ生き物たち
6章 富士山の溶岩探検をしよう
【著者紹介】
京都大学教授。専門は火山学、地球科学・科学コミュニケーション。「科学の伝道師」「地球の達人」として著書、メディア出演多数。日本火山学会誌「火山」編集長、日本地質学会火山部会長、日本火山学会理事、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを歴任。著書に『火山はすごい』(PHP新書)、『地球は火山がつくった』(岩波ジュニア新書)、『科学者が見つけた「人を惹きつける」文章方程式』(講談社プラスα新書)、『火山の大研究』(監修:PHP研究所)、『火山噴火』(岩波新書)、『富士山噴火』(講談社ブルーバックス)、『火山と地震』(監訳:昭文社)、『マグマの地球科学』(中公新書)、『世界がわかる理系の名著』(文春新書)、『一生モノの勉強法』、『中学受験理科の王道』(PHPサイエンス・ワールド新書)、『火山と地震の国に暮らす』(岩波書店)、『もし富士山が噴火したら』(東洋経済新報社)、『地震と火山の日本を生きのびる知恵』(メディアファクトリー)、『次に来る自然災害』(PHP新書)、『京大人気講義 生き抜くための地震学』(ちくま新書)など。
目次
1章 富士山の構造と成り立ち
2章 富士山噴火のさまざまな恵み
3章 富士山噴火の予測と防災
4章 富士山の気象と空の観察
5章 富士山の生き物たち
6章 富士山の岩石探検をしよう
著者等紹介
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年東京都生まれ。筑波大付属駒場中学・高校卒業。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学、科学コミュニケーション。テレビ、ラジオ、講演会で科学をわかりやすく解説する「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集める人気。日本地質学会論文賞受賞(96年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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