柳田民俗学と天皇制

柳田民俗学と天皇制

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784642073899
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C1039

内容説明

柳田国男の民俗学は、その対象を常民という枠にはめ込んだ民衆の歴史に限定し、なぜか天皇および天皇制について、その解明を回避する。柳田の初恋・酒・家・家族などを通して、彼の人間性を垣間見ながら、学問の軌跡と大嘗祭に関して示した言動を分析し、その本質に迫る。本書は、柳田民俗学の限界を解き明かし、その呪縛からの脱却を提示する。

目次

序 柳田民俗学の限界
1 人間・柳田国男(小説モデルとしての柳田国男―「聟入考」と柳井統子の「父」;柳田国男の初恋;柳田国男と酒)
2 農政学から民俗学へ(農政学者柳田国男と『遠野物語』;柳田国男の“福祉”観;柳田国男の“イエ”観念)
4 大嘗祭と天皇制(柳田国男と大嘗祭;大嘗祭後の柳田国男;フレーザーと柳田国男)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

4
高校生の頃から読みたいな〜とは思ってたんだけどついに読みました。辛辣な柳田批判です。民俗学ギョーカイの中でどう受け止められてるのか気になる。2014/02/08

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