目次
第1章 心身医学の歴史と心身症治療の基本―今なぜ心身症か(心身症とは何か・心身医学の歴史;心身症治療の基本概念)
第2章 心身症と精神分析理論(フロイトの「ヒステリー性転換」と「不安神経症」;アレキサンダーの自律神経反応論;アレキシサイミア;アモンの「精神分析と心身医学」;「自我」の機能と「防衛機制」)
第3章 学習理論(行動理論)と心身症の心理療法(学習理論の考え方―古典的条件付けとオペラント条件付け;学習理論の発展;認知療法と認知行動療法;自律訓練法;バイオフィードバック療法)
第4章 精神分析的な技法をめぐって(EBM、NBMと精神分析的精神療法;精神分析的精神療法と支持的精神療法;力動指向的アートセラピー(芸術療法))
著者等紹介
矢吹弘子[ヤブキヒロコ]
1987年東邦大学医学部卒業。東邦大学心身医学講座(心療内科)にて研修、研究生を経て助手。東海大学精神科国内留学。1995~1996年米国メニンガークリニック(カール・メニンガー精神医学校)に国際研修生として留学。帰国後総合病院心療内科医長を経て1999年中島女性心理療法研究室(現・矢吹女性心理療法研究室)開室。2009年~人間総合科学大学教授。専門:日本精神分析学会認定精神療法医、日本心身医学会専門医、日本精神神経学会専門医、臨床心理士、日本医師会認定産業医、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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