出版社内容情報
女性だけの共同執筆による初の日本女性史。原始から現代にいたるそれぞれの時代に生きた女性の姿をリアルに描き出し、女性の労働への役割分担や地位の変化、意識の変遷や女性観を跡付け、今後の新たな課題を問いかける。,,
内容説明
女性だけの共同執筆による初の日本女性史。進展目ざましい日本史研究の最新の成果をふまえ、原始から現代にいたる日本女性の歩みをたどる。それぞれの時代に生きた女性の姿をリアルに描き出し、女性の労働への役割分担や地位の変化、意識の変遷や女性観をあとづける。女性の自立と連帯意識が高まりつつある今日、あらためて明日への課題を問いかける。
目次
原始の女性(農業を発明した女性;階級社会のはじまり)
古代の女性(律令国家と女性;王朝文化とその背景)
中世の女性(嫁入婚への移行;室町・戦国期の町と村)
近世の女性(幕藩制国家と女性;庶民女性の生活と労働;「自立」への動き)
近現代の女性(明治の国家と女性;資本主義の成立と女性;女性解放の思想と運動;戦争と女性;現代社会と女性)