出版社内容情報
貴族の旅日記を主軸に、地理学・地震学・地質学や潮の干満の研究成果も活かし、景観を復元。地形改変に挑む人々の営みにも触れる。街道が整備された近世と違い、山や河原、海際をたどる中世の旅は過酷だった。貴族の旅日記を主軸に、地理学・地震学・地質学や潮の干満の研究成果も活かし、当時の景観を復元。地形改変に挑む人々の営みにも触れる。
はじめに/序章 干潟をゆく―鳴海/旅立ち―京・近江(飛鳥井家と飛鳥井雅有〈飛鳥井家/雅有の旅人生〉/旅のはじまり〈都を発ち近江路へ/中世の東海道ルート/東海道は「東海道」か/中世東海道の幅と踏破日数〉)/乱流地帯をゆく―美濃(木曾三川〈三つの川/杭瀬川・黒俣川/天正十四年の木曾川洪水説/「木曾川」、天正十二年/足近川=中世木曾川〉以下細目略/木曾川の誕生/乱流地帯に生きる)/湖畔にて―橋本(浜名の風景/浜名湖は沈降したか)/平野の風景―遠州平野・浮島が原(遠州の内海/湖のある平野)/難所を越えて―天竜・大井・富士川、興津(川を渡る/磯・山を越える)/中世の交通路と宿(宿とは何か/宿の施設/宿の長者)/終章 中世東海道の終焉/補論
榎原 雅治[エバラ マサハル]
著・文・その他
内容説明
街道が整備された近世と違い、山や河原、海際をたどる中世の旅は過酷だった。貴族の旅日記を主軸に、地理学・地震学・地質学や潮の干満の研究成果も活かし、当時の景観を復元。地形改変に挑む人々の営みにも触れる。
目次
序章 干潟をゆく―鳴海
第1章 旅立ち―京・近江
第2章 乱流地帯をゆく―美濃
第3章 湖畔にて―橋本
第4章 平野の風景―遠州平野・浮島が原
第5章 難所を越えて―天竜・大井・富士川、興津
第6章 中世の交通路と宿
終章 中世東海道の終焉
補論
著者等紹介
榎原雅治[エバラマサハル]
1957年岡山県に生まれる。1982年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学史科編纂所教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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MUNEKAZ
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ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
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