出版社内容情報
戦争孤児の実態を数値や制度上で把握するだけではなく、一人の生の記録として着目。孤児になる経緯・ジェンダーなどの視角を重視し、現代的観点から孤児問題を考える姿勢を提示する。聴き取り調査の手法や年表も掲載。
内容説明
戦争孤児の実態を数値や制度上で把握するだけではなく、一人の生の記録として着目。孤児になる経緯・ジェンダーなどの視角を重視し、現代的観点から孤児問題を考える姿勢を提示する。聴き取り調査の手法や年表も掲載。
目次
はじめに―戦後七五年と戦争孤児問題への新たな視点
1部 孤児問題を把握する視点(戦争孤児研究の到達点と課題;キーワードで知る戦争孤児問題―戦後史のなかの孤児をめぐる政策と実際;戦争孤児問題の制度・法律の変遷 ほか)
2部 さまざまな孤児問題(「駅の子」と伏見寮;学童疎開と疎開孤児;沖縄の戦争孤児―戦場の童 ほか)
3部 孤児問題研究をすすめるために(戦争孤児を生みだしたアジア・太平洋戦争;世界の戦争孤児問題―『失われた子どもたち』と戦争・紛争地域の子どもたちの現実;聴き取り調査の基本的スタンスと方法)
著者等紹介
浅井春夫[アサイハルオ]
1951年京都府に生まれる。1978年日本福祉大学大学院社会福祉学研究科博士課程前期修了。現在、立教大学名誉教授
川満彰[カワミツアキラ]
1960年沖縄県に生まれる。2006年沖縄大学大学院沖縄・東アジア地域研究専攻修了。現在、名護市教育委員会文化課市史編さん係会計年度任用職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。