出版社内容情報
古墳の立地・規模・出土品などから、社会のあり方や変化、朝鮮半島との交流、豪族たちの実像を読み解き、東国古墳社会の実態に迫る。なぜ関東各地に多くの前方後円墳が造られ、独自の文化が生まれたのか。古墳の立地・形態・規模・出土品などから、当時の社会のあり方や変化、朝鮮半島との交流、豪族たちの実像を読み解き、東国古墳社会の実態に迫る。
東国古墳時代への視点―プロローグ/東国古墳時代の幕開け(卑弥呼の時代の東国/集団移動と弥生社会の変容/首長の登場/海をめぐる交通ネットワークと前期古墳/内陸の大開発)/巨大前方後円墳の登場(上毛野西部の共立王/巨大前方後円墳・太田天神山古墳の成立/臨海域の大古墳たち)/地域開発の進展(朝鮮半島とつながりをもつ上総の首長/内陸河川水運の覇者/保渡田古墳群と三ツ寺?遺跡/下毛野の地域形成/北の古墳文化)/変質する東国と王権の関係(今城塚古墳と七輿山古墳/武蔵国造の乱と東国/屯倉の実像)/東国の民衆とものづくり(手工業の諸相/埴輪生産と地域色/集落の景観)以下細目略/豊穣の古墳時代後期/東国の軍事・経済・交流
若狭 徹[ワカサ トオル]
1962年,長野県に生まれ群馬県で育つ。1985年,明治大学文学部史学地理学科卒業。現在,高崎市教育委員会文化財保護課課長補佐。博士(史学) ※2015年3月現在【主な編著書】『古墳時代の地域社会復元―三ツ寺?遺跡』(新泉社2004年)/『古墳時代の水利社会研究』(学生社2007年)/『もっと知りたいはにわの世界』(東京美術2009年)/『ビジュアル版古墳時代ガイドブック』(新泉社2013年)
内容説明
なぜ関東各地に多くの前方後円墳が造られ、独自の文化が生まれたのか。古墳の立地・形態・規模・出土品などから、当時の社会のあり方や変化、朝鮮半島との交流、豪族たちの実像を読み解き、東国古墳社会の実態に迫る。
目次
1 東国古墳時代の幕開け
2 巨大前方後円墳の登場
3 地域開発の進展
4 変質する東国と王権の関係
5 東国の民衆とものづくり
6 豊穣の古墳時代後期
7 東国の軍事・経済・交流
著者等紹介
若狭徹[ワカサトオル]
1962年長野県に生まれる。1985年明治大学文学部史学地理学科卒業。現在、高崎市教育委員会文化財保護課長。博士(史学)。濱田青陵賞、藤森栄一賞、古代歴史文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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