日本近世の歴史<br> 日本近世の歴史〈2〉将軍権力の確立

個数:

日本近世の歴史
日本近世の歴史〈2〉将軍権力の確立

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 06時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064309
  • NDC分類 210.52
  • Cコード C1321

内容説明

強権を発動し幕府の政治・軍事組織、鎖国体制を完成する三代将軍家光。島原の乱と寛永飢饉。牢人とかぶき者。幼少の四代将軍家綱。「神国」の威光と虚構のもとに内外の秩序が確定し、将軍権力が確立していく過程を描く。

目次

「生まれながらの将軍」―プロローグ
1 家光政権
2 鎖国
3 国家の威光と虚構
4 泰平の光と影
5 家綱政権
生類憐みの時代へ―エピローグ

著者等紹介

杣田善雄[ソマダヨシオ]
1949年奈良県に生まれる。1981年京都大学大学院博士後期課程修了。2002年京都大学博士(文学)。現在、大手前大学総合文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

13
家光・家綱の時代の概説書。主君との親密な関係や個人の能力による抜擢人事から、制度化された統治システムへと変化していく様子が興味深い。秀忠や家光と違い、大御所の威光が存在しなかった家綱の代替わりでも大きな混乱が存在しなかったのは、それだけ幕府のシステムが洗練されたということなのだろう。教科書的で淡々とした筆致だが、将軍が戦時の軍事司令官から、平時の専制君主へと変貌していくのがよくわかる。2020/03/09

アメヲトコ

6
近世政治史シリーズの第2巻。家光と家綱の時代が対象で、属人的関係の世界がしだいにシステム化していく過程が分かりやすく描かれます。こういう過渡期の試行錯誤は、その後の制度が必ずしも自明ではなかったことに気づかせてくれます。2018/08/29

陽香

2
201301102017/01/21

奇天

2
徳川政権確立期を描いており、政治史的側面に関しては非常に分かりやすい内容だった。一方で、圧政や飢饉の描写では、史料的制約があるのは理解しているが、「多数」の餓死者が出たといった記述が多く、具体的なイメージを持ちにくかった。歴史人口学や経済学的なアプローチがもっと欲しいと感じた。地域別、年代別の死者が他の年と比べてどれくらい増加したのかという視点がないと、表層的な悪政論で終わってしまう。2012/04/02

てり

1
読みやすくわかりやすい記述で好印象。戦乱が終わり安定していく世の中での支配体制の確立から変化の様子。外交と鎖国、民衆支配の苛烈な現実など。牢人・かぶき者の問題や大岡忠相、長谷川平蔵の話も興味深かった。好著。2021/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4345803
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。