内容説明
アジアという視点なくして、史跡は語れない。朝鮮半島に築かれた倭城、キリシタンの遺跡、南蛮交易都市=堺・平戸・豊後府内・長崎、琉球王国とグスク、アイヌとチャシなど、史跡から浮かび上がるアジアとの交流を描く。
目次
アジアの中の日本
1 アジアの中の戦国日本(天下人の城;鎮西名護屋城と倭城;キリシタンの史跡と遺物;南蛮交流)
2 南の王国(貝塚時代の村と生活;グスク時代;琉球の信仰)
3 北の民俗(北の館跡;オホーツク文化;チャシ)
著者等紹介
服部英雄[ハットリヒデオ]
1949年名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了 博士(文学)。文化庁記念物課を経て、現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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