内容説明
信仰の対象である仏像にも、その制作年代の特徴が形となって現れている。約一二〇〇体の国宝・重要文化財の仏像を修理した技術者が、その蘊蓄を傾けて、仏像鑑定の秘法を初公開。あわせて仏像美の再発見を説く。
目次
1 仏の姿(仏像とは何か;大きいか、小さいか ほか)
2 仏の相(頭部;顔面 ほか)
3 仏の具(台座;光背 ほか)
4 仏の造(構造;石 ほか)
著者等紹介
西村公朝[ニシムラコウチョウ]
1915年大阪府に生まれる。1940年東京美術学校彫刻科卒業。美術院国宝修理所長、東京芸術大学教授、吹田市立博物館長、天台宗愛宕念仏寺住職等を歴任。2003年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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