内容説明
「東亜新秩序」を掲げてアジア諸国に進出した帝国日本。日米交渉の失敗から、中国・イギリスだけではなくアメリカを主敵とする戦争へと突入する。日本の敗因を徹底検証。戦後六〇年を経た今、アジア・太平洋戦争を問う。
目次
日本人の戦争認識―プロローグ
1 アジア・太平洋戦争の開幕
2 日本軍の特質
3 緒戦の勝利と蹉跌
4 戦局の転換
5 アジアの戦線と「大東亜共栄圏」
6 銃後の諸相
7 絶対国防圏の崩壊から絶望的抗戦へ
8 降伏とその後
「記憶」の時代へ―エピローグ
著者等紹介
吉田裕[ヨシダユタカ]
1954年生まれる。1983年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。一橋大学大学院社会学研究科教授
森茂樹[モリシゲキ]
1966年生まれる。2000年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。久留米大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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