雄物川と羽州街道

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  • サイズ B6判/ページ数 254,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642062107
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C1321

出版社内容情報

奥羽山脈・出羽山地の沢水を集め、院内銀山・横手盆地・大曲をへて秋田平野に至る雄物川、川に沿った羽州街道。その流域と街道沿いに生起した、蝦夷と城柵、佐竹氏の入部、飢饉と一揆、秋田事件など、厳しい歴史に耐え、人びとは逞しく生き抜いてきた。農業や舟運・鉱山などに生きる生活の知恵を通して、秋田の南から全国にメッセージを発信する。

内容説明

奥羽・出羽の山々の沢水を集め、横手盆地をへて秋田に至る雄物川、川に沿った羽州街道。その流域に生起した厳しい歴史を探り、農業や舟運・鉱山に生きる人びとの生活の知恵を通して、秋田南から全国にメッセージを発信。

目次

1 秋田の南を歩く(秋田南の地理と気候;羽州街道と雄物川)
2 秋田南の歴史(個性的な先史文化;蝦夷と秋田城;北羽の土豪と小野寺氏;佐竹氏の転封と住民の暮らし;近代を生き抜く人びと;新たな地域の創造をめざして)
3 秋田南三郡の地域とともに(地域の伝統と文物移入;秋田南の土に生きる;地域を支えた人びと;地域史の発掘と日本史の再構築)

著者等紹介

国安寛[クニヤスヒロシ]
1929年生れ。1953年秋田大学学芸学部卒業。元秋田県立図書館長。主要著書に『秋田県史』(共著、秋田県、1963~5年)『藩史大事典』第1巻(共著、雄山閣出版、1988年)『近世の秋田』(編著、秋田魁新報社、1991年)
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