歴史文化ライブラリー<br> よみがえる古代山城―国際戦争と防衛ライン

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歴史文化ライブラリー
よみがえる古代山城―国際戦争と防衛ライン

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058407
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0320

出版社内容情報

朝鮮半島にルーツを持つ日本の古代山城。史書など記録にない謎の遺跡「神籠石系山城」を中心に実態を探り、新たな古代山城を描く。中国大陸の諸勢力からの侵略を何度も受けた朝鮮半島にルーツを持つ日本の古代山城(さんじょう)。北部九州から瀬戸内に集中して築かれ、一見大陸からの防衛ラインをなしているが機能したのか疑問点も多い。史書など記録に残る「朝鮮式山城」に対し、記録に残っていない謎の遺跡「神籠石(こうごいし)系山城」を中心に考古学から実態に迫り、新たな古代山城の姿を描き出す。



古代山城とは何か―プロローグ/古代山城の性格と年代をめぐって(どういう遺跡か―古代山城を歩く/神籠石論争顛末記/発掘調査と山城説/古代山城ブームの時代/混迷する古代山城論)/古代山城研究最前線(阿志岐山城の発見/鬼ノ城の発掘/大野城での列石確認/大倉庫群の謎/見せる山城/韓国における城郭研究の進展/古代山城研究はどこへ向かうのか)/東アジアの争乱と古代山城(白村江の戦いと古代山城/羅唐戦争と東アジア情勢の推移/天武・持統朝と古代山城/奈良時代以降の古代山城/古代山城の終焉)/伝説となる古代山城―エピローグ

向井 一雄[ムカイ カズオ]

内容説明

朝鮮半島にルーツを持つ日本の古代山城。その分布から、一見大陸からの防衛ラインをなしているが、機能したのだろうか。史書など記録にない謎の遺跡「神篭石系山城」を中心に実態を探り、新たな古代山城を描き出す。

目次

古代山城とは何か―プロローグ
古代山城の性格と年代をめぐって(どういう遺跡か―古代山城を歩く;神篭石論争顛末記;発掘調査と山城説;古代山城ブームの時代;混迷する古代山城論)
古代山城研究最前線(阿志岐山城の発見;鬼ノ城の発掘;大野城での列石確認;大倉庫の謎;見せる山城;韓国における城郭研究の進展;古代山城研究はどこへ向かうのか)
東アジアの争乱と古代山城(白村江の戦いと古代山城;羅唐戦争と東アジア情勢の推移;天武・持統朝と古代山城;奈良時代以降の古代山城;古代山城の終焉)
伝説となる古代山城―エピローグ

著者等紹介

向井一雄[ムカイカズオ]
1962年、愛媛県に生まれる。1986年、関西大学経済学部経済学科卒業。1991年から古代山城研究会を組織し、現在、古代山城研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

12
古代の山城を取り上げる。前方後円墳を作った技術力は継承されたのだろうか。衰えたのだろうか。 2021/08/17

坂津

4
7世紀後半から築造が始まったと考えられている古代山城の概説書。日本列島における山城の分布、混迷を極める研究史、朝鮮半島における城郭の在り方、白村江の戦い以降の東アジアの国際関係など、取り上げられる内容は多岐に渡り、どれも興味深い。実用性に欠ける(外敵との戦闘、籠城を意図しているのではなく、交通路からの外観を重要視する)山城の存在が指摘されている点は、松木武彦『人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争』の内容と共通する。初学者としては、個々の山城についてもう少し掘り下げた解説があると助かった。2021/05/26

おらひらお

4
2017年初版。著者より購入。古代山城研究の歴史を丁寧にたどりながらも読みやすいのが良い。関係自治体職員のみならず、広く一般に読んでもらいたい本ですね。2016/12/29

ひろゆき

3
唐新羅の連合軍に、百済日本の連合軍が破れ、その対応のために築かれた九州北部から瀬戸内にかけての古代山城群。その発見と調査の記述をまとめた本。古代になぜこのようなダイナミックな海を挟んでの国盗り合戦があったのかという点に、いつも興味津々。航海技術はかなり完成していたのですねえ。絶対ここから敵は来ると確信を持ったような防衛ラインは何故。出雲や越のラインはまったく想定しなかったというのは、不思議。2017/02/10

takao

2
史書に記録があるのが、古代山城(さんじょう)といい、記録がないのを神籠石系山城という。朝鮮半島にルーツを持ち、大陸・半島の情勢に応じた日本の防衛ラインというみなすことができる。2017/04/09

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