歴史文化ライブラリー
宮中のシェフ、鶴をさばく―江戸時代の朝廷と庖丁道

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642057448
  • NDC分類 210.098
  • Cコード C0320

内容説明

江戸時代、朝庭における食事の調理・献立・配膳には「庖丁道」と呼ばれる厳密な作法があった。天皇に献上する鶴をさばくために庖丁を握った人々に光を当て、なぜ庖丁道が四条家の家職となったのか、その謎を解く。

目次

鶴を食べますか?―プロローグ
江戸時代の天皇・朝廷
宮中の「シェフ」と「メニュー」
鶴をさばく―地下官人・御厨子所
堂上公家四条家
庖丁道の秘伝書と堂上公家四条家
四条家の四条流庖丁道の門人たち
伝統化する庖丁道―エピローグ

著者等紹介

西村慎太郎[ニシムラシンタロウ]
1974年、東京都に生まれる。2004年、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了、博士(史学)。現在、国文学研究資料館准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

1
☆鶴はおいしいのかな。2017/07/23

YY

1
伝統の再発見・創出という結論は面白いが、全体の記述がいささか事実の羅列という印象が強い。系譜みたいのはたるいので最小限でいいかな、とも思う。2012/09/04

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