内容説明
歌舞伎の狂言作者として、名人小団次をはじめ、いわゆる団・菊・左らの名優を対象に世話狂言・時代狂言・活歴劇・散切狂言・舞踊劇にわたり3万余種の作品をのこした黙阿弥は、江戸演劇の大問屋と評された。本書はその生涯・人物・主要作品の梗概を興趣深く語り、さながら近代日本演劇の鳥瞰図の観を呈する。歌舞伎研究必携の書である。
目次
第1 生いたち
第2 少青年時代
第3 劇場に入る
第4 習作時代
第5 名人小団次と提携
第6 成熟期
第7 明治初年
第8 円熟期
第9 晩年
第10その人物
感想・レビュー
-
- 和書
- クローズアップ刑法総論