考証の世紀―十九世紀日本の国学考証派

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考証の世紀―十九世紀日本の国学考証派

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642043373
  • NDC分類 121.52
  • Cコード C3021

出版社内容情報

19世紀、文献や古器物等に基づき歴史的事実の解明に尽くした「国学考証派」の活動は、その後の人文系諸学の基礎となった。彼らはいかに登場して学問領域を築き、深化させていったのかを、考証の方法や実践、集団関係の形成に着目しながら追究。明治維新後の実証的学問への継承までを論じ、その歴史的意義を解き明かす。国学・史学史研究に必備。

内容説明

十九世紀、文献や古器物等に基づき歴史的事実の解明に尽くした「国学考証派」の活動は、その後の人文系諸学の基礎となった。彼らはいかに登場して学問領域を築き、深化させていったのかを、考証の方法や実践、集団関係の形成に着目しながら追究。明治維新後の実証的学問への継承までを論じ、その歴史的意義を解き明かす。国学・史学史研究に必備。

目次

「国学考証派」研究の視点
第1部 江戸時代後期における「国学考証派」(寛政の改革と「国学考証派」の登場;考証の浸透;幕末期における「国学考証派」の機能)
第2部 「国学考証派」の方法とその深化(屋代弘賢の歴史考証―『古今要覧稿』の編纂とその周辺;小中村清矩の「六国史」考証―明治版「国史大系」の編纂とその方法;木村正辞の『万葉集』考証―旧蔵書からみる研究方法)
第3部 「国学考証派」にとっての明治(小中村清矩・木村正辞の官省出仕と考証実務;「国学考証派」の後継者としての池辺義象)
「国学考証派」の歴史的意義

著者等紹介

大沼宜規[オオヌマヨシキ]
1971年東京都に生まれる。1995年筑波大学人文学類卒業。1998年同大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。現在、国立国会図書館司書、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ウドのコーヒー

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19世紀における史料の校訂や考証などで活躍した人々を、あえて「国学考証派」として平田派などの国学者とは別に、その役割を明らかにした著作。明治初年のリースによる実証史学とは別に、それ以前から脈々と息づいていた歴史考証の営みを江戸時代後期から見る。どちらかというと、アカデミズム的にはあまり評価されなかった人物をとりあげ、その人物の活動を通して、江戸から明治にかけての学問のあり方を明らかにしている。 2021/09/18

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