出版社内容情報
鉄道が急速に発展した明治時代、機関車はいかにして日本にもたらされたのか。イギリスの独占ではじまった機関車輸入は、アメリカ・ドイツの参入によって多様化し、自国技術の確立に結実していく。19―20世紀転換期に出現した第一次グローバル化の時代を背景に、世界的な機関車産業の動向と、日本鉄道業の発展の歴史を統一的な視点で描く。
内容説明
鉄道が急速に発展した明治時代、機関車はいかにして日本にもたらされたのか。イギリスの独占ではじまった機関車輸入は、アメリカ・ドイツの参入によって多様化し、自国技術の確立に結実していく。19‐20世紀転換期に出現した第一次グローバル化の時代を背景に、世界的な機関車産業の動向と、日本鉄道業の発展の歴史を統一的な視点で描く。
目次
はしがき―グローバル化と鉄道車輌
序章 海をわたる機関車
第1章 世紀転換期における機関車製造業と国際競争(機関車製造業の構成/機関車輸出市場の構造/国際競争力の源泉)
第2章 日本における鉄道創業と機関車輸入―イギリス製機関車による市場独占(鉄道創業期の市場構造(1869―89年)/イギリス機関車メーカーの対日輸出/アメリカ、ドイツ製機関車の日本進出/機関車取引と外国商社)
第3章 日本の技術形成と機関車取引―アメリカ製機関車をめぐる攻防(技術形成と市場の流動化(1890―1903年)/アメリカの挑戦/日本商社の参入/供給独占と代理店契約の成立)
第4章 局面の転換―日露戦争・鉄道国有化と機関車貿易(日本市場の構造変化(1904―08年)/対東アジア機関車輸出の競争構造/市場環境の変化と商社の活動)
第5章 機関車国産化の影響―最後の大型機関車輸入と市場再編(機関車自給化政策と過熱式蒸気機関車(1909―14年)/モデル機関車の輸入/機関車国産化と市場再編)
終章 日本鉄道 業形成の国際的契機
索引
著者等紹介
中村尚史[ナカムラナオフミ]
1966年熊本県に生まれる。1989年熊本大学文学部史学科卒業。1994年九州大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。現在、東京大学社会科学研究所教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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