戦後日本の防衛と政治

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  • サイズ A5判/ページ数 382,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037587
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

おかげさまで増刷出来!
主な書評
週刊現代 2004.4.3号 リレー読書日記「本はともだち」加藤陽子氏(東京大学大学院助教授)
毎日新聞 2004.1.25 評者:五百旗頭 真氏(神戸大学教授)
日本経済新聞 2003.12.14 評者:伊奈久喜氏(日本経済新聞論説委員)


戦後日本において、防衛政策はいかなる内容で形成されたのか。そして自衛隊という軍事機構はいかに位置づけられてきたのか。日本独自の「文官優位システム」の問題をふまえ、自主防衛中心か日米安保依存かという議論の経緯を、未公開史料とインタビュー史料を活用して追究。政軍関係の視点から、戦後日本の防衛体制をはじめて体系的に分析する。

〈主な目次〉はじめに―本書の課題/Ⅰ=安保体制の成立と自主防衛の模索/1=防衛制度の成立をめぐる諸勢力の対抗(旧安保と自主防衛論の展開/帝国陸海軍の解体と軍再建問題/防衛二法成立をめぐる政治状況/国防会議創設の過程とその意味)/2=「文官優位システム」の確立(長期計画と「国防の基本方針」/中央機構改革と省昇格問題/「赤城構想」挫折の意味)/Ⅱ=年次防と対米協調的防衛政策の展開/1=二次防と吉田路線の定着(新安保条約と間接侵略対処方針/二次防成立の政治過程/二次防の内容とその意味)以下細目略/2=自主防衛論と三次防成立/Ⅲ=自主防衛から日米同盟へ/1=「中曽根構想」と四次防/2=「防衛計画の大綱」と「日米協力の指針」/3=総合安全保障論から日米同盟へ

内容説明

戦後日本において、防衛政策はいかに形成されたのか。自主防衛中心か安保依存かという議論の経緯を、未公開史料とインタビュー史料を活用して追究。政軍関係の視点から戦後日本の防衛体制をはじめて体系的に分析する。

目次

第1章 安保体制の成立と自主防衛の模索(防衛制度の成立をめぐる諸勢力の対抗;「文官優位システム」の確立)
第2章 年次防と対米協調的防衛政策の展開(二次防と吉田路線の定着;自主防衛論と三次防成立)
第3章 自主防衛から日米同盟へ(「中曽根構想」と四次防;「防衛計画の大綱」と「日米協力の指針」;総合安全保障論から日米同盟へ)

著者等紹介

佐道明広[サドウアキヒロ]
昭和33年福岡市に生まれる。昭和58年学習院大学法学部卒業。平成元年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得修了(政治学専攻)。現在、政策研究大学院大学C.O.E.オーラル・政策研究プロジェクト・プロフェッショナル・スタッフ。博士(政治学)
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