邪馬台国は大和 卑弥呼は百襲姫(ももそひめ)―歴史は捏造される

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邪馬台国は大和 卑弥呼は百襲姫(ももそひめ)―歴史は捏造される

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  • サイズ A5判/ページ数 114p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896427318
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

日韓併合の一九一〇年この論争は俄かに巻き起こり今なおわれわれは惑わされている 既に戦前一九二〇年代、資料を素直に読み込んだ在野の学者によって日中双方の文献学レベルでは証明されその後考古学的裏付けもなされつつある それよりはるか以前、江戸時代にも常識であったその歴史像をなぜ見失っているのか?笠井新也は『魏志倭人伝』と『日本書紀・崇神紀』中国と日本双方の史料を詳細に読み解き、一九二二、二三、二四年と三篇の論文によって地名の一致、年代の一致、行路・行程の一致、さらに人物事跡の一致を論証した。そして一八年後の一九四二年に四本目の論文を書き、墳墓の一致をも論証した。つまり文献学的研究に関する限り、ほぼ完璧に卑弥呼と邪馬台国のナゾは解明された。

目次

はじめに 中国を知るために中国語を学ぶ
第1部 中国の史書の読み方(笠井論文が発表された時代の風潮―本居宣長流の国粋主義;内藤史学の限界―ヒミコ=百襲姫命を比定できず;邪馬臺国を九州に追放した本居国粋主義;邪馬臺は「ヤマト」と読むのが常識;ヤマト説の証拠;混迷は内藤湖南・白鳥庫吉の「問題提起の仕方」に始まる;既知ルートは表記、畿内ヤマトまでは日数で表記;境界の尽きるところ=「統属」の範囲;笠井新也論文との出会い;佐原真『魏志倭人伝の考古学』)
第2部 『日本書紀』の読み方(笠井新也の邪馬臺国論;「邪馬臺国は大和である」について;「畿内と九州との文化的政治的関係」について;「卑弥呼すなわち倭迹迹日百襲姫命論」について;「卑弥呼の冢墓と箸墓」について;『日本書紀』の読み方について)
結び 中国を知ることで日本を知る

著者等紹介

矢吹晋[ヤブキススム]
1938年福島県郡山市生まれ。県立安積高校在校時に朝河貫一を知る。1958年東京大学教養学部に入学し、第二外国語として中国語を学ぶ。1962年東京大学経済学部卒業。東洋経済新報社記者となり、石橋湛山の謦咳に接する。1967年アジア経済研究所研究員、1971~1973年シンガポール南洋大学客員研究員、香港大学客員研究員。1976年横浜市立大学助教授・教授を経て、2004年横浜市立大学名誉教授。21世紀中国総研ディレクター、公益財団法人東洋文庫研究員、朝河貫一博士顕彰協会会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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