内容説明
人間に耳を切られた上に捨てられ、分離不安症になってしまった三才のシーズー、ラビ。彼を引き取ろうとした夫婦の夫もまた、心を病んでいたが、その出会いはお互いの心を癒していく―。死なせてしまった犬への悲しみを救ってくれた犬、笑わない老人を微笑ませた犬、少女に勇気と自信をくれた犬。人と犬との出会いの奇跡が生んだ感動の実話集。
目次
1章 人の心を救った犬たち(心を病んだ犬に救われるとき;悲しみを癒してくれた犬;犬には不思議な力がある)
2章 犬から教わった大切なこと(すばらしい思い出をくれた犬;もう、怖がらないで;絶対、幸せにしてあげる)
3章 かけがえのない絆を知って(老夫婦の宝物;心は必ず犬に伝わる;犬との幸福な相性とは)
著者等紹介
篠原淳美[シノハラアツミ]
1963年生まれ。94年、犬の保護活動を開始し、その後、動物愛護団体のボランティアとして保護犬の預かりや飼い主探しに携わる
米山邦雄[ヨネヤマクニオ]
1942年生まれ。「週刊競馬ブック」嘱託カメラマンとしてレース写真などを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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