出版社内容情報
世界の国力が、海軍の戦力で測られていたころ―欧米列強の脅威の中で発展した日本海軍は、日清・日露戦争の難局を乗り越え、世界三大海軍国の地位を築く。なぜそれが可能であったのか。東郷平八郎、山本五十六ら海戦史を彩る提督の戦略に着目し、目まぐるしい世界情勢の中でいかなる変貌を遂げ終焉を迎えたのか、日本海軍興亡の歴史を解き明かす。
〈主な目次〉Ⅰ=創設と発展(帝国海軍の創設と戊辰戦争/海軍初期の発展/統合の参謀本部の組織/他)/Ⅱ=明治の戦争(日清戦争/北清事変/第一回日英同盟条約の成立/他)/Ⅲ=八八艦隊を目指して(七割軍備論の登場/帝国国防方針等の初度決定/ジョージ五世戴冠式と第三回日英同盟条約/他)/Ⅳ=海軍軍縮の時代/Ⅴ=太平洋戦争への傾斜/Ⅵ=太平洋戦争と終焉
内容説明
欧米列強の脅威の中で発展した日本海軍は、日清・日露戦争の難局を乗り越え、世界三大海軍国の地位を築く。なぜそれが可能であったのか。東郷平八郎、山本五十六ら提督の戦略に着目し、日本海軍興亡史を解き明かす。
目次
第1章 創設と発展
第2章 明治の戦争
第3章 八八艦隊を目指して
第4章 海軍軍縮の時代
第5章 太平洋戦争への傾斜
第6章 太平洋戦争と終焉