内容説明
徳川初期政権とキリシタン教界との係わりを、家康とイエズス会との関係、家康の禁教政策、禁教令下における宣教活動の究明を通じて明らかにした労作。特にそれまで過小評価されてきたキリシタン布教における日本人宣教者について論じ、正当な位置づけを試みたが、補訂版は彼らのうち修道会の正式会員でない同宿・小者の消息について大幅に訂正した。
目次
第1部 慶長年間イエズス会上長の家康訪問旅行(パシオの訪問旅行の背景;パシオの旅行の状況;パシオの旅行の結果)
第2部 徳川幕府初期の禁教政策―慶長18年12月発令の禁教令を中心にして
第3部 禁教時代の宣教活動(禁制下の宣教者の動向と長崎;日本イエズス会の東南アジア布教と日本人司祭;禁制下の日本人宣教者についての消息;禁制下のイエズス会と日本人宣教者;キリシタン時代の看坊について)
付録 史料紹介(翻訳)
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