中近世山村の生業と社会

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中近世山村の生業と社会

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642029490
  • NDC分類 361.76
  • Cコード C3021

出版社内容情報

山村の人々はなぜ山を下りず住み続けたのか。生活文化体系の視座に立って山村の生業や特質、外部社会との交流などを解き明かす。現代よりはるかに不便であったはずの近代以前、山村の人々はなぜ山を下りずに住み続けたのか。信濃国秋山と甲斐国早川入を中心に、生活文化体系の巨視的な視座から中近世山村の生業や特質、外部社会との交流などを解明。自然環境の多様な利用方法、近隣との山野争論、野生動物の狩猟などの事例から、従来の山村=「後れた農村」観に一石を投じる。

序章 山村と歴史学―生活文化体系という視座から/山村の生業と生活文化体系(近世山間地域における環境利用と村落―信濃国秋山の生活世界から〈秋山の生業と生活/「生活文化体系」の視点から/根幹的志向としての「自律」〉以下細目略/近世山村の変貌と森林保全をめぐる葛藤―信濃国秋山の自然はなぜ守られたか/山地の資源とその掌握/山村と飢饉―信濃国箕作村秋山地区の事例を通して)/山という場の特質(山の世界と山野相論―紀伊国名手・粉河相論を手がかりに/野生と中世社会―動物をめぐる場の社会的関係)/外部世界との交流(中世山間庄園の生業と外部交流―若狭国名田庄/近世山村のネットワーク―甲斐国早川入と外部世界の交流)/終章 前近代日本列島の資源利用をめぐる社会的葛藤

白水 智[シロウズ サトシ]
著・文・その他

内容説明

現代よりはるかに不便であったはずの近代以前、山村の人々はなぜ山を下りずに住み続けたのか。信濃国秋山と甲斐国早川入を中心に、生活文化体系の巨視的な視座から中近世山村の生業や特質、外部社会との交流などを解明。自然環境の多様な利用方法、近隣との山野争論、野生動物の狩猟などの事例から、従来の山村=「後れた農村」観に一石を投じる。

目次

山村と歴史学―生活文化体系という視座から
第1部 山村の生業と生活文化体系(近世山間地域における環境利用と村落―信濃国秋山の生活世界から;近世山村の変貌と森林保全をめぐる葛藤―信濃国秋山の自然はなぜ守られたか;山地の資源とその掌握;山村と飢饉―信濃国箕作村秋山地区の事例を通して)
第2部 山という場の特質(山の世界と山野相論―紀伊国名手・粉河相論を手がかりに;野生と中世社会―動物をめぐる場の社会的関係)
第3部 外部世界との交流(中世山間庄園の生業と外部交流―若狭国名田庄;近世山村のネットワーク―甲斐国早川入と外部世界の交流)
前近代日本列島の資源利用をめぐる社会的葛藤

著者等紹介

白水智[シロウズサトシ]
1960年、神奈川県に生まれる。1983年、上智大学文学部卒業。1992年、中央大学大学院文学研究科単位取得満期退学。現在、中央学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ずしょのかみ

6
興味深い本。従来の山村は貧しかったという観点に、いやいや実は豊かだった、と反動せず、山村独自の理論を究明している。民俗学の生業分野を、歴史学からアプローチした稀有な業績だと思う。筆者は文中で、文献史料から生業の実態を復元することの困難さを説いている。たしかにそのとおりであるが、史料の読みの甘さも感じる。文献史料からの実態の、徹底的な実証研究を根拠に論が展開されていればなおおもしろかった。民俗学を歴史学に援用する方法について、非常に勉強になった。お金貯めて買います2019/04/20

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