戦国期の真宗と一向一揆

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642028905
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C3021

内容説明

本願寺・一向一揆研究史の軌跡をたどり、現状と課題を明らかにする。本願寺と公家社会の関わり、紀州「惣国一揆」、長嶋一揆後の願証寺再興、信長による「根切」の真相をはじめ、多彩なテーマからその歴史像を読み解く。

目次

一向一揆研究の現状と課題
室町・戦国期の本願寺と公家勢力
「紀州惣国」再論
願証寺の系譜
織田信長の長島一向一揆攻めと「根切」
永禄三河一揆の展開過程―三河一向一揆を見直す
本願寺末寺の位置―小牧・長久手の合戦期の飛騨国から
石山法王御書類聚の紹介
一向一揆論断章

著者等紹介

新行紀一[シンギョウノリカズ]
1937年北海道旭川市生まれ。1965年東京教育大学文学研究科修了。文学博士。現在、愛知教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アリクブケ

0
冒頭の先行研究まとめのみ読了。一向一揆研究の奥深さに気が遠くなる。先行研究の無いテーマも難しいが、多過ぎる場合も困りものである(とほほ)。2015/12/11

空木モズ

0
一向一揆の先行研究まとめと今後の課題について書かれた章と三河一向一揆について書かれた章だけ読みました。一揆の発端は家康と三河の真宗寺の間に起きた問題ではなく、親今川勢力と家康の対立なのではないかという事が書かれてました。その事と、他の覚書に「一揆」とだけ書かれていた事から真宗はあまり関係ないのではないかという話でした。あと、文中で何度も史料がないという言葉が出てきて泣けてきました。2015/01/26

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