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戦国大名から将軍権力へ―転換期を歩く

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642027915
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C3021

出版社内容情報

戦国大名の構造的特質と将軍権力への統合過程を多角的に追究する。国衆・守護公権というキーワードを基軸として、肥前の国人領主千葉氏、今川領国崩壊の端緒となった「遠州(そう)劇」をはじめ、曹洞宗寺院住持の「出寺」問題などを取り上げ、緻密な考証により実態を解明。江戸幕府の利根川東遷事業等にも論及し、徳川将軍権力成立の歴史的意義を探る。〈主な目次〉はしがき…所理喜夫/Ⅰ=戦国大名と国衆―肥前・筑後の場合―(中世後期における国人領主と地方寺社―肥前千葉氏と「公権」の構造―…宮島敬一/戦国期における有明海の交通体系―兵船動員と海賊・国人領主―…鈴木敦子)/Ⅱ=今川領国と北条領国(「遠州(そう)劇」考―今川領国崩壊への途―…久保田昌希/興津氏に関する基礎的考察…大石泰史/戦国大名権力の成立過程に関する一考察―統一的分国支配権力の成立―…黒田基樹/後北条領国の「人返」に関する一考察―「人返状」の発給と触口をめぐって―…浅倉直美)/Ⅲ=戦国大名と宗教(戦国期の禅宗寺院と地域権力―住持の「出寺」の問題を中心に―…廣瀬良弘/戦国期・駿河における時衆の動向について…吉田政博/戦国期の村落と曹洞宗寺院―伊豆横川太梅寺を事例として―…遠藤

内容説明

戦国大名の構造的特質と将軍権力への統合過程を多角的に追究する。今川領国崩壊の端緒となった「遠州〓劇」などを取り上げ、実態を解明。江戸幕府の利根川東遷事業等にも論及し、徳川将軍権力成立の歴史的意義を探る。

目次

1 戦国大名と国衆―肥前・筑後の場合(中世後期における国人領主と地方寺社―肥前千葉氏と「公権」の構造;戦国期における有明海の交通体系―兵船動員と海賊・国人領主)
2 今川領国と北条領国(「遠州〓劇」考―今川領国崩壊への途;興津氏に関する基礎的考察 ほか)
3 戦国大名と宗教(戦国期の禅宗寺院と地域権力―住持の「出寺」の問題を中心に;戦国期、駿河における時衆の動向 ほか)
4 統合へ(上杉・織田間の外交交渉について;織田政権の瀬戸内海制海権をめぐって ほか)

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