平城時代史論考

平城時代史論考

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  • サイズ A5判/ページ数 424p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642024587
  • NDC分類 210.35
  • Cコード C3021

出版社内容情報

文献学と考古学に精通する古代学者として、永年にわたり斯界の発展に多大な貢献をなしてきた著者の珠玉の論考を集大成。世界史的見地から独自の時代区分を提唱し、平城時代(奈良時代)の基本文献史料や考古学の新資料を駆使して、国分寺をはじめとする、同時代の多彩な諸問題を考究。考古学の成果をもとに歴史の実像を鮮やかに描くユニークな書。

目次

日本古代史の時代区分
後宮職員令考釈
池原綱主
天平五年の『右京計帳』の断簡
国分寺の創設
国師と講師
丹後国分寺の本尊―並びに山田氏蔵金銅半跏思惟像に就いて
天平十五年十一月八日の『写経用紙充受文』
天平感宝元年の勅書
天平勝宝元年の『造東大寺司解』―奈良時代の勤務評定書
宝亀八年の『民部省牒』
小治田朝臣安萬侶の墓
備中国下道氏塋域に於ける一火葬墓
京都府長岡町出土の骨壷
平城文化への道―あとがきにかえて

著者等紹介

角田文衞[ツノダブンエイ]
1913年福島県に生まれる。1937年京都帝国大学文学部史学科考古学専攻卒業。大阪市立大学教授、平安博物館館長兼教授、古代学研究所所長兼教授を経て、現在、(財)古代學協會理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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