日本古代の王権と王統

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  • サイズ A5判/ページ数 227,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642023658
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

内容説明

誰が王位を継承するのか、これが六・七世紀の政治史の基調にある。『日本書紀』や『隋書』倭国伝から、王権の形態・原理とその形成過程を多角的に論述。王に必要とされた力量、王権の行方、王族の国政参与などを解明。

目次

第1部 王統の原理と王権(六・七世紀の王権と王統;六・七世紀の「大兄」;律令制以前の王族―その国政参与に関して;「知太政官事」小論;皇統の原理と「不改常典」)
第2部 七世紀史の諸問題(遣隋使の派遣回数とその年代;舒明天皇の即位について;乙巳の変と蘇我倉山田石川麻呂;乙巳の変と「大化」の新政権)

著者等紹介

篠川賢[シノカワケン]
1950年神奈川県に生まれる。1981年北海道大学大学院文学研究科。博士課程修了。現在成城大学文芸学部教授。著書に『国造制の成立と展開』(1985年、吉川弘文館)。『日本古代国造制の研究』(1996年、吉川弘文館)
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感想・レビュー

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terve

8
現在の議論がどうなっているかは分からないのですが、乙巳の変は蘇我氏の権力争いが基本だとする説が有力だったんですね。2001年刊ということですが、古代史の知識は常にアップデートを意識しないと、おいていかれてしまいますね。2019/05/01

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