地震災害と地震学―被害・観測・研究の1400年

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地震災害と地震学―被害・観測・研究の1400年

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642016766
  • NDC分類 453
  • Cコード C3044

出版社内容情報

古来、大地震で甚大な損害を被ってきた日本。1880年に世界初の地震学会が結成されて以来、日本の地震学は独特の展開を辿っている。有史以来、約1400年に及ぶ地震と人々との関わりを追い、被害地震に伴って歩んできた地震研究の実態を、理学の視点を中心に、海外の研究も織り交ぜながら歴史的に振り返る。津波被害や原発関連のコラムも収める。



【目次】

プロローグ―地震被害の歴史―

I 地震観測の実現
 (1)地震観測事始
 (2)黎明期の地震学
 (3)ヨーロッパのSeismologyの展開
 (4)アメリカのSeismologyの展開
 (5)国際的地震観測網の歴史

Ⅱ 日本の大学での地震学
 (1)東京大学地震学教室
 (2)京都大学の地球物理学の歴史
 (3)東北帝国大学の地震学の歴史
コラム 1891年濃尾地震の有名な水鳥の地表地震断層から考える

Ⅲ 戦前の地震学
 (1)震災予防調査会
 (2)1923年関東地震と地震学
 (3)中央気象台の地震観測
 (4)戦時下の地震学
 (5)占領下の地震学
コラム 武?氏の地震史料収集

Ⅳ 戦後の地震学
 (1)戦後体制の浸透
 (2)エレクトロニクスの恩恵
 (3)地震予知研究計画の開始
 (4)地震予知連絡会の設立
コラム 日本の津波被害

Ⅴ 高度成長期の地震学
 (1)地震研究所紛争
 (2)ショルツ理論の登場
 (3)伊豆半島の隆起
 (4)想定東海地震の提唱
 (5)西相模湾断裂仮説と小田原地震切迫説
 (6)1978年宮城県沖地震
 (7)1983年日本海中部地震
 (8)1984年長野県西部地震
コラム 震源域至近での地震動について

Ⅵ 平成以降の地震と地震学
 (1)1993年北海道南西沖地震
 (2)阪神淡路大震災の発生
 (3)地震調査研究推進本部の設立
 (4)活断層への注目
 (5)2003年十勝沖地震の発生
 (6)2004年中越地震と2007年中越沖地震の発生
 (7)2008年岩手宮城内陸地震の発生
 (8)2011年東日本大震災の発生
 (9)津波への注目
 (10)2016年熊本地震
コラム 原発と地震学

Ⅶ 地震の原因論の歴史
 (1)近代以前の地震観
 (2)活断層という概念の登場
 (3)初期の地震学者達の説
 (4)発震機構の時代
 (5)ダブルカップルかシングルカップルかの国際的論争
 (6)転位(ディスロケーション)論の時代
 (7)プレートテクトニクスの登場
 (8)地震発生の物理学の誕生
コラム 大地震発生はサイコロ賭博か

Ⅷ 現在の地震学の状態
 (1)2024年能登半島地震
 (2)大学法人化と学術研究
 (3)これからの地震学

付録 震災予防調査会の設立目的と現時点での学問の到達点と

あとがき
参考文献

内容説明

1880年、世界初の地震学会が結成され、独特の展開を辿ってきた日本の地震学。有史以来の地震と人との関わりを、理学の視点を中心に、海外の研究も織り交ぜ、歴史的に振り返る。津波被害や原発関連のコラムも収録。

目次

1 地震観測の実現
2 日本の大学での地震学
3 戦前の地震学
4 戦後の地震学
5 高度成長期の地震学
6 平成以降の地震と地震学
7 地震の原因論の歴史
8 現在の地震学の状態

著者等紹介

松浦律子[マツウラリツコ]
1956年に生まれる。現在、(公財)地震予知総合研究振興会上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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