内容説明
バリバリの外資系コンサルだった著者。妻が突然、脳卒中で倒れた。職業癖で調べ尽くして分かったお金、公的支援、メンタルケアのあれこれ。こんなにもらえるお金があり、受けられるサービスがある!
目次
序章 発症(地獄の日々の始まり;脳卒中とはどのような病気か ほか)
第1章 リハビリテーション病院に転院してからの30のポイント(リハビリテーション病院選びは一日でも早く;杖や装具選びはリハビリの段階を見ないと失敗する ほか)
第2章 自宅で続けるリハビリ生活30のポイント(退院直後の2週間が勝負!;装具屋の技術はどこも同じではない ほか)
第3章 精神的な悩みを乗り越える30のポイント(発症前と比較しない;「腹が立つのは当たり前」と開き直る ほか)
終章 人生、これから(iPS細胞はもう少し時間がかかるらしい;長嶋茂雄終身名誉監督との出会い ほか)
著者等紹介
待島克史[マチジマカツシ]
合同会社K&Kアドバイザリー代表。1984年早稲田大学卒業。一般事業会社、外資系コンサル会社を経て2000年アーサーアンダーセン(現PwCコンサルティング合同会社)に入社、2009年マネージングディレクターに就任。2014年退職し、合同会社K&Kアドバイザリーを設立
落合卓[オチアイタク]
医学博士・医療法人ブレイン・コンシェルジュ理事長。日本脳神経外科学会専門医・てんかん専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りえこ
10
家族が脳卒中になり、色々調べる中で、なかなか参考になるものが見つけにくかったので、今後の事を考える上でとても参考になりました。知らないこと(障害年金)も多々あり、こういう本があると助かるなと思いました。2024/02/12
まみか(再登録)
3
脳卒中発症後の友人のために、何かできないかと思い、図書館で借読。 また、時々に読み直していこう。母も明日は膝の痛みのためにMRI検査。少しでも自由に時間を使えるようにしておこう。2017/05/15
℃
2
脳卒中の体験談の中ではかなり実際的な本で、特に前半部は経済的な部分や利用できる制度面にフォーカスしている。身近な人が病気や怪我をすれば気は動転するし、先のことを考えれば不安なことも多い。知るべきことを知り、利用できるものを最大限利用して不安の一つの側面を軽減できるならばそれに越したことはないと思う。2018/07/18
明るい果物
1
今後のために 2022/04/06
超
1
とても読みやすく素人にも分かる表現なので、脳卒中のかたやご家族にオススメです。しかし、きちんと準備、覚悟ができるという意味でまだ脳卒中を経験したことのない自分も、読んで良かったと思います。2019/02/18