内容説明
『特命全権大使米欧回覧実記』は、明治初年欧米に派遣された政府使節団の報告書として、また東西文明洞察の書として白眉である。帰国後、久米が改稿に改稿を重ね、全力を投じて完成した。これを成すため、久米は現地で多くのメモをとり、資料収集にあたったが、それはどのようなものだったのか。『実記』成稿の背景を明らかにする貴重資料を公刊。
目次
第1 『米欧回覧実記』素稿(奉使欧米日記;西洋土産 ほか)
第2 『米欧回覧実記』関係基礎史料(文明手引草;合衆国政治書訳 ほか)
第3 『米欧回覧実記』関係雑録(『米欧回覧実記』送呈先一覧・送呈文;手帳・ノート)
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