出版社内容情報
日本の法理学を現実具体の日本法に内在する実態的論理の把握、すなわち日本論理・日本道義の把握としてとらえ、歴史性と民族性を法はもつと著者は考える。したがって、日本の法は、その根底に日本的性格を内包しており、その理または事理を日本法理と名付けている。西洋法学の単なる模倣から脱し、日本法学の樹立が必要であると説く。1942年初版。
日本の法理学を現実具体の日本法に内在する実態的論理の把握、すなわち日本論理・日本道義の把握としてとらえ、歴史性と民族性を法はもつと著者は考える。したがって、日本の法は、その根底に日本的性格を内包しており、その理または事理を日本法理と名付けている。西洋法学の単なる模倣から脱し、日本法学の樹立が必要であると説く。1942年初版。