内容説明
サムスンに代表される韓国企業の躍進や、国家をあげたIT化戦略とその成功など、存在感を増す一方の韓国。勢いに乗る韓国のいま。
目次
第1章 いま、韓国をどう見るか
第2章 韓国の文化―ピビンパ・コスモロジーの世界像
第3章 韓国の言語と文学―「巨大談論」後の模索が続く現代文学
第4章 韓国の歴史―「大韓民国」史へのまなざし
第5章 韓国の社会―無限疾走・無限上昇~超高速・高層社会
第6章 韓国の政治―歴代大統領と国民意識の変化
第7章 韓国の経済―圧縮成長でアジア第二の先進経済を達成
第8章 韓国の外交・安全保障―変わる情勢、変わらぬ外交安保原則
第9章 日韓関係―戦後両国はどう眺め合ってきたか
第10章 世界に暮らすコリアン―その適応力とパワー
第11章 これからの日本、韓国と東アジア
著者等紹介
小倉紀蔵[オグラキゾウ]
京都大学総合人間学部および大学院人間・環境学研究科准教授。専門は韓国の文化・思想および東アジア比較思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tomita
1
韓国の政治・社会・経済・対日関係だけでなく、文化・言語・文学や在外コリアンまで広範に扱っている。分野に偏りがない上に、はしがきにある通り、政治的な左右の偏り極力排除する努力がされていて、韓国の入門書として適当だと思う。参考文献・推薦図書が豊富なのもうれしい。2013/11/01
みどり
1
一通り読破。と言っても言語と文学の章はパラ読みで済ませた。今後韓国関連の書籍を読むときは、この本の関連章で基本をおさらいしてもいいかも。2013/03/31
DayAnything
0
韓国に関心が少しでもある方に、土台になるもの。2017/12/24
ミネチュ
0
韓国が好きな人も嫌いな人も、取り敢えず、読むといいと思います。「現代韓国を学ぶ」というタイトルの通り、一通り、現代韓国について知ることができます。2014/01/11
れもん
0
★★★2012/05/22