出版社内容情報
累計2万部の定番テキスト。14年ぶりの改訂版。予測的処理,古典から最新知見までを体系的に見渡せ,かつこのコンパクトさは他にない。心理構成主義,内受容感覚,PERMA等,近年のめざましい進展をフォロー。歴史やロボティクス,感情粒度に関するコラムも追加。
内容説明
私たちの「感情」を解明しようとすること、それは「人間とは何か」という問いへの終わりなき探究にほかなりません。生物学的基盤/機能/進化/認知/発達/言語/病理/健康という切り口から、これまでの研究知見を体系的に整理し直し、感情心理学の到達地点を示したテキストの最新版。古典理論から最新の研究知見までを体系的に見渡せ、かつこのコンパクトさは他にない。初版刊行後の研究の進展(心理構成主義/内受容感覚/予測的処理/RDoC/ウェルビーイング等々)をフォローアップ。新規コラム(歴史学・哲学/ロボティクス/感情粒度)も追加。
目次
序章 感情心理学事始め
第1章 感情の理論 感情はどのように理解されてきたか
第2章 感情の生物学的基盤 感情をつくりだす脳と身体
第3章 感情の機能 有害か有用かを越えて
第4章 感情と進化 感情を設計した「進化の見えざる手」
第5章 感情と認知 こころをもった情報処理装置としての人間
第6章 感情と発達 表情とコミュニケーションの仕組み
第7章 感情と言語 キモチをコトバにする
第8章 感情と病理 どのようにして不安や落ち込みから立ち直るか
第9章 感情と健康 心身の健康に大切な感情のはたらき
終章 今後の課題と展望
著者等紹介
大平英樹[オオヒラヒデキ]
現職、名古屋大学大学院情報学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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