有斐閣アルマ
医事法入門 (第5版)

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641221130
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C1332

出版社内容情報

好評の入門書を改訂。臨床研究法等の新法や個人情報保護をめぐる動きなど,医事法をとりまく周辺事情の変化に対応したほか,グローバリゼーションの時代に,国内法たる医事法が国境を跨ぐ問題にいかに対応していくかを考えるための一章を新たに設けた。

第1章 医事法総論
第2章 医療関係者の資格と業務
第3章 医療提供体制
第4章 診療情報の保護
第5章 感染症対策および保健法規
第6章 人の出生に関わる諸問題
第7章 医学研究と医薬品をめぐる問題
第8章 人体組織と遺伝子・性の決定を
めぐる問題
第9章 医療事故をめぐる問題
第10章 脳死問題と臓器移植
第11章 終末期医療
第12章 特別な配慮を必要とする患者
第13章 グローバリゼーションと医事法
資 料

手嶋 豊[テジマユタカ]
著・文・その他

内容説明

技術の進歩や福祉政策の進展、グローバル化に伴い、日々新たな論点が生起する医療をめぐる法制度。本書は、個人情報の取扱いや医学研究のあり方、生殖補助医療、医療ツーリズムに至るまで、多様な問題群を丁寧に整理し考察する。法学部生はもちろん、医学部生・看護学部生など、医療に携わるすべてのひとへ。

目次

医事法総論
医療関係者の資格と業務
医療提供体制
診療情報の保護
感染症対策および保健法規
人の出生に関わる諸問題
医学研究と医薬品をめぐる問題
人体組織と遺伝子・性の決定をめぐる問題
医療事故をめぐる問題
脳死問題と臓器移植〔ほか〕

著者等紹介

手嶋豊[テジマユタカ]
1959年生まれ。1983年早稲田大学法学部卒業。1987年京都大学大学院法学研究科博士課程中退。龍谷大学、広島大学、筑波大学を経て、神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アヒル

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法学の素養がある人向けに医事法の主要法令・判例をまとめた本。法律書独特のルールに慣れていない人でないとかなり退屈だと思う。特に一部の分野については、法令からのコピペだけで理解に不可欠な解説がない部分も散見される。例えば230ページで、匿名加工情報と非識別加工情報の説明が結果的に同文になっている。後者は行政機関向けの特別法だと一言くらい言って欲しい。一方、扱う範囲が広い点、最新の議論まで拾っている点、一部の分野(医療事故の法的構成など)で主要議論をわかりやすく組みなおしてくれている点などは親切な気がする。2020/06/08

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