有斐閣アルマ
いちばんやさしい憲法入門 (第5版)

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641220911
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C1332

出版社内容情報

映画,小説,漫画,新聞記事などから憲法の世界が浮かび上がる! 憲法に関わる主要なテーマを選び,「対話方式」「ゼミナール方式」あるいは「たとえ話」などの技法を駆使しながら,やさしく解説した画期的なテキスト。憲法状況の最新情報を織り込んだ第5版。

PART1 人としての基本的な権利
 Theme1 子どもたちが拓く日本の未来──子どもの人権/Theme2 欲しいのはまず選挙権──外国人の権利/Theme3 わたしの秘密──プライバシー権/Theme4 何の自己決定か?──自己決定権/Theme5 再婚は100日後──法の下の平等?/Theme6 むかし親殺しありき──法の下の平等?/Theme7 法廷の宗教戦争──信教の自由/Theme8 ポルノの権利──表現の自由?/Theme9 人殺し教えます──表現の自由?/Theme10 銭湯の楽しみ──営業の自由/Theme11 クーラーのない生活──生存権/Theme12 教科書はつらいよ──教育権/Theme13 罪と罰のはて──死刑制度
PART2 民主政治のしくみ
 Theme14 皇室外交?──天皇/Theme15 人権の条件──平和主義/Theme16 両院は車の両輪──国会?/Theme17 民の声vox Dei?──国会?/Theme18 首相の選び方──内閣/Theme19 裁判はだれのために──裁判所/Theme20 だれが憲法の番をするのか──司法審査制/Theme21 住民投票で決着を!──地方自治/Theme22 憲法の変身──改憲の可能性

初宿 正典[シヤケマサノリ]

高橋 正俊[タカハシマサトシ]

米沢 広一[ヨネザワコウイチ]

内容説明

ようこそ、憲法の世界へ!映画、マンガ、小説、新聞記事から22のテーマを選び、「対話」方式や「ゼミナール」方式、そして大胆な「たとえ話」などを使いこなして、思いきりおもしろく解説。やさしい・おもしろい・あきないテキストの最新版。マイナンバー制度、女性の再婚禁止期間の改正、安保法制などの新情報を盛り込み、Materialや関連情報も入れ替えるなど、大幅にアップデート!

目次

1 人としての基本的な権利(子どもたちが拓く日本の未来―子どもの人権;欲しいのはまず選挙権―外国人の権利;わたしの秘密―プライバシー権;何の自己決定か?―自己決定権;再婚は100日後―法の下の平等(1) ほか)
2 民主政治のしくみ(皇室外交?―天皇;人権の条件―平和主義;両院は車の両輪―国会(1)
民の声 vox Dei?―国会(2)
首相の選び方―内閣 ほか)

著者等紹介

初宿正典[シヤケマサノリ]
1947(昭和22)年生まれ。1971(昭和46)年京都大学法学部卒業。現在、京都産業大学法務研究科教授

高橋正俊[タカハシマサトシ]
1947(昭和22)年生まれ。1969(昭和44)年東北大学法学部卒業。現在、香川大学名誉教授

米沢広一[ヨネザワコウイチ]
1951(昭和26)年生まれ。1975(昭和50)年京都大学法学部卒業。現在、大阪市立大学名誉教授

棟居快行[ムネスエトシユキ]
1955(昭和30)年生まれ。1978(昭和53)年東京大学法学部卒業。現在、専修大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miyatatsu

6
確かにかなり読みやすかったのですが、内容はどうしてもその分薄くなるのは当然のことであるとは思うが、さすがに本書は内容が薄すぎる。2018/09/27

ARENNYA

2
■憲法にはプライバシー保護をはっきりと述べた規定がない。「幸福追求権」で解釈する。■尊属殺重罰規定違憲判決 :尊属殺(刑200)vs憲法14条。’95年に改正。■表現の自由の優越的地位という考え方は、表現の自由は、人権体系の中でも 「優越的地位」を占めるもの。合憲性を、 他の人権に対する制限の場合よりも厳格な基準によって判断されなければならない。■9条は2つの異なる判決。①長沼訴訟:違憲、百里訴訟:判断不可。■裁判員制度vs憲法76③「裁判官の独立」■刑法175わいせつ文書vs憲法21表現の自由は頻出!2019/12/25

λ

2
読みやすい。良書。このシリーズの刑法もよかった。よかった。2018/03/04

いたま

1
大学の教養科目として憲法を学ぶ人向けの入門書。憲法の主要な内容について、それに関わる社会的議論を交えながら解説している。かなり易しく書かれているものの、発展的学習のための書籍の紹介や主要な概念の網羅がなされているため、満足な内容である。憲法の意義や意図するところなど、国政の根幹的な部分から理解できると思う。最終章の憲法9条に関するスキットは爆笑もの。結局のところ民主主義国家においては司法ではなく政治がある程度は優越するのは確かだが、公然の秘密的に違憲とされないのがこの国の立憲主義の限界なのだろうと思った2022/07/01

Рома

1
条文の解説などを前面に出さず、卑近な問題を中心に憲法が何を目指しているのか書かれている。有斐閣の本は入門と書いてあるにもかかわらず内容を掴みにくいが少なくないがこれは本当に分かりやすかった。ただ法学部生には物足りないと思う。2017/10/25

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