有斐閣ブックス
家族心理学―家族システムの発達と臨床的援助

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641183674
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1311

内容説明

「家族」とは、社会の変動の力を受け続け存在する「システム」である。家族の発達の道筋を整理し、家族の諸問題が生み出されるメカニズムに迫る。著者らが、カップルカウンセリング、家族療法等で見出した臨床知見、問題意識等がふんだんに盛り込まれた、家族援助への示唆に富む一冊。心理学に限らず、家族をとらえる主要な基礎理論、最新の知見をバランスよく体系的にまとめた入門テキスト。

目次

第1部 家族とは何か(家族システム理論;家族を理解するための鍵概念)
第2部 家族の発達(独身の若い成人期;結婚による家族の成立期;乳幼児を育てる段階;小学生の子どもとその家族;若者世代とその家族;老年期の家族)
第3部 家族と臨床的諸問題(家族への臨床的アプローチ;夫婦関係の危機と援助;子育てをめぐる問題と援助;家族が経験するストレスと援助;家族の中のコミュニケーション;女性と家族;男性と家族)

著者等紹介

中釜洋子[ナカガマヒロコ]
東京大学大学院教育学研究科教授(教育学博士、臨床心理士、家族心理士)。1957年生まれ

野末武義[ノズエタケヨシ]
明治学院大学心理学部准教授(臨床心理士、家族心理士、認定カウンセラー、認定スーパーヴァイザー)。1964年生まれ

布柴靖枝[ヌノシバヤスエ]
東北工業大学ウェルネスセンター准教授(臨床心理士、家族心理士)。1959年生まれ

無藤清子[ムトウキヨコ]
東京女子大学文理学部心理学科教授(臨床心理士)。1950年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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