内容説明
経済学は現実の諸問題をどのように捉えるか。経済学の原理と現実に起きているさまざまな経済問題を関連づけ、生きた経済学を学ぶ定評ある経済原論テキストの待望の新版。アメリカの一国覇権主義による全世界のテロに対する「新しい戦争」、企業活動、労働現場、金融システムなどを大きく変化させたIT革命など、21世紀の新しい事態を踏まえて改訂。
目次
現代経済と経済学の諸問題
市場経済
資本と生産
雇用と蓄積・成長
再生産と経済循環
競争と市場経済の発展
信用論と金融システム
現代経済と農業
世界市場の発展と恐慌・産業循環の転換
国家と経済政策
世界経済と国際貿易・貿易政策
経済学批判と資本主義の歴史・現状・展望
著者等紹介
増田壽男[マスダトシオ]
1941年生まれ。1964年慶應義塾大学経済学部卒業。1970年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、法政大学経済学部教授(経済政策)
沢田幸治[サワダコウジ]
1941年生まれ。1963年早稲田大学第一文学部卒業。1976年法政大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在、神奈川大学経済学部教授(経済理論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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