内容説明
本書は,どうすればわかりやすい授業になるかを,心理学の力を借りて解明しようとする。授業は,教師,子ども,教材の三大構成要素から成り立つものであるが,その中でも子どもに焦点を置き,教師の働きかけや教材の工夫を論じた。このように,子どもの側から授業を研究すれば,そこから授業の心理学ができあがると考えている。
目次
第1章 子どもの理解力と授業
第2章 わかる授業の動機づけ
第3章 わかる授業の組み立て方
第4章 わかる授業の指導技術
第5章 学級の人間関係とわかりあう喜び
第6章 わかる授業の目標と評価