内容説明
親族法・相続法の基本的な概念・知識の習得から具体的事例へ。応用可能な理解までを得られるよう分析と解説を試みた新しいテキスト。親権制度の見直し、家事事件手続法の成立を反映した第2版。
目次
親族法・相続法総論
第1編 親族法(夫婦;親子;後見・保佐・補助;扶養)
第2編 相続法(相続人;相続の承認・放棄;相続の対象;相続分;遺産の共有と分割;相続回復権請求;相続財産の清算;遺言;遺留分)
著者等紹介
前田陽一[マエダヨウイチ]
立教大学大学院法務研究科教授
本山敦[モトヤマアツシ]
立命館大学法学部教授
浦野由紀子[ウラノユキコ]
神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リョウ
3
近年出版された家族法の分野の基本書では、独自色を押し出すこともなく無難にまとまっている印象。この分野はどうしても著者の価値観が前面に出やすいところなので、家族法を学びたい万人に受け入れやすいというのは利点。2014/10/15
NAKY
2
読んだのは第4版です。手薄な親族相続をさらっておきたく基本書を通読。内田貴本は持ってたものの、こちらを選択。網羅性、判例紹介、通説と少数説の説明など、不満なく、特に親族の父子関係のあたりなどよくわかった。やっぱりたまには基本書を読まないとね。基本書の良さは初学者ではなく、ある程度理解が進んだところで初めてよくわかる。そんな気がした。2018/09/09
はぐはぐ
1
家族法のテキストはギリギリまで買っておらず、テスト前にレジュメ&ノートを振り返ったところ、内容が掴めていないことを認識し、慌てて購入しました。リークエは他の分野でも定評がありますが、家族法も分かりやすいと思います。ギリギリだった僕でも試験を受けるまでには何とかなりそれなりの成績を取ることができました。自分でも予想以上に良かったので驚きました(笑)というようなこともあり、本書に対しては良いイメージを持っています。簡単に書きすぎて少しわかりにくいところもあるかもしれませんが、文献を掘れば足りると思います。
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