東アジアの国民国家形成とジェンダー―女性像をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250207181
  • NDC分類 367.22
  • Cコード C3022

出版社内容情報

日中韓で同時期に展開された良妻賢母論と女子教育論、また既存の性規範に抗う「新女性」の出現。その意味を問い近代化を捉え直す。

内容説明

国民国家建設のなかで展開される「良妻賢母」論と女子教育論。また既存の性規範に抗う「新女性」の出現。日本・韓国・中国・台湾・「満洲国」におけるジェンダー秩序の形成過程を実証的に検討する。

目次

東アジアにおける国民国家の形成とジェンダー―女性像をめぐって
1 日本(日本の近代化と女性像、男性像、家族像の模索;日清・日露戦間期における女性論―総合雑誌『太陽』にみる争点;「帝国」日本における規範的女性像の形成―同時代の世界との関係から;「新しい女」の出現とその軌跡―神近市子を中心に)
2 朝鮮(近代移行期における朝鮮の女性教育論;『基督新報』にみる植民地朝鮮の非公式的女性教育;戦時朝鮮における家庭生活の戦時化と銃後活動―政策と現実;植民地下朝鮮の“新女性”―金一葉の半生とその思想)
3 中国・「満洲国」・台湾(中国;「満洲国」;台湾)

著者等紹介

早川紀代[ハヤカワノリヨ]
明治大学非常勤講師

李〓娘[イヒョンナン]
中央大学総合政策学部教授

江上幸子[エガミサチコ]
フェリス女学院大学国際交流学部教授

加藤千香子[カトウチカコ]
横浜国立大学教育人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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