内容説明
文学史はいつも今時の視点で書き直さなければならない。本書はコンパクトながら、女性文学、ネイティブ・アメリカンやアジア系、アフリカ系などのマイノリティの文学にも多くの頁を割いた新しい感覚の文学史である。
目次
第1章 アメリカニズムの創生(~一八一六)(植民地文学;ピューリタン文学 ほか)
第2章 アメリカニズムの主張(一八一七~一八六五)(フロンティア文学;超越主義 ほか)
第3章 アメリカニズムの展開(一八六六~一九一九)(リアリズム小説;女性作家の自己探求 ほか)
第4章 アメリカニズムの相克(一九二〇~一九四五)(詩;ロスト・ジェネレーション ほか)
第5章 アメリカニズムの拡張と多文化主義(一九四六~現在)(リアリズム;ポストモダニズム ほか)
著者等紹介
早瀬博範[ハヤセヒロノリ]
佐賀大学教授
吉崎邦子[ヨシザキクニコ]
福岡女子大学教授
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