出版社内容情報
ユニット単位でミニマムエッセンスを丁寧に学習できる入門書(教職科目対応)。新学習指導要領などをふまえた10年ぶりの改訂。
内容説明
好評テキスト、10年ぶりの改訂!ユニット(平均8頁)単位でミニマムエッセンスを丁寧に学習できる教育学入門(教職科目にも対応)。学習指導要領改訂、コアカリキュラム、教員養成改革、大学入試改革、アクティブラーニングなど教育をめぐる新たな動向を盛り込んだ。
目次
第1部 教育をどうとらえるか(教育と子ども;教育と社会;教育の目的)
第2部 教えるということ―教育の事実をつくりだすペダゴジー(ペダゴジーのグランドデサイン;ペダゴジーの遂行;ペダゴジーの担い手)
第3部 ペダゴジーをめぐる現代的な課題(教育の制度;教育の接続;共生の教育)
著者等紹介
木村元[キムラハジメ]
1958年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授
小玉重夫[コダマシゲオ]
1960年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院教育学研究科教授
船橋一男[フナバシカズオ]
1959年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、埼玉大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuno
4
教育学は、教育方法論としてのペタゴジーと、教育をとりまく社会的事実からアプローチする教育科学に分けられ、教育を社会変化に対応させるためには、両者をうまく融合させることが必要、というコンセプトで、両者のバランスをとりつつ教育学の全体像を解説する。様々な関係の中で育まれる成長を意味する「形成」と共同体を維持するための教化としての「共同体のための教育」概念の関係の整理や、「学校」「カリキュラム」「教材」などの概念の体系的な説明、生涯学習に関する(ポスト・)アンドラゴジーの紹介は参考になった。2021/02/14
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