ブックレット《アジアを学ぼう》<br> タイ現代文学覚書―「個人」と「政治」のはざまの作家たち

個数:
  • ポイントキャンペーン

ブックレット《アジアを学ぼう》
タイ現代文学覚書―「個人」と「政治」のはざまの作家たち

  • 福冨 渉【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 風響社(2017/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 03時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 74p
  • 商品コード 9784894897939
  • NDC分類 929.36
  • Cコード C0097

内容説明

海外文学としてタイ文学を読む。同時代の文学として生成する「今日のタイ文学」を俯瞰。作家・編集者・研究者との対話、多くの作品の渉猟から生み出された本書は、おそらく世界初の「タイの現代文学史」である。

目次

はじめに 脚注なきタイ文学に向けて(一〇〇冊の良書と「文学バカ」;日本におけるタイ文学;執筆の動機)
1 タイ文学小史(プラープダー・ユンの「新しい」タイ文学と、生きるための文学;「創造的」な文学;作家たちの活動と「個人」の文学)
2 二一世紀のタイ文学の潮流(「孤独」の文学;「政治」の文学;「個人」と「政治」のはざまの文学)
3 独立系書店と地方の作家(バンコクの独立系書店;地方の作家と書店)
おわりに タイ文学のこれから(若手作家の諦念;旅に出るタイ文学)

著者等紹介

福冨渉[フクトミショウ]
1986年東京都生まれ。鹿児島大学グローバルセンター特任講師。タイ文学研究者、タイ語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渡邊利道

5
現代タイ文学の通史的概説書。「生きるための文学」といわれ、社会的な不正を告発する戦後のタイ文学から、80年代に「個人のための文学」としてポストモダンなどの潮流が生まれ、さらにより内面的な孤独や、クーデター以後の閉塞した政治状況を反映した諦念の文学などの流れをそれぞれ代表する作家の代表作を引用しつつ語る。勉強になるし、面白かったが、日本語訳のある作品がどれでどこから出ているかという紹介も欲しかった。まあ自分で調べろよネットあるだろということかもしれないけれど。2018/03/30

natsumi

2
東北部と南部の歴史的・文学的共通点は、なるほどなーと。バンコクの書店をいくつか見て、なんとなくこの出版社が色々出しているなーとか思う体験があったり、プアチーウィットのことをsoi48関連で知っていたから「生きるための文学」の流れがわかったり。タイのことは色々な文脈に触れてつながりを知って徐々に全体像が見えてくる感じが面白いなあと思う。one mekong👁️2021/03/24

ソントン

1
東南アジアの文学の読書会があるため、予習で読んだ。 アトロクのタイ文学特集がちょうど良いタイミングであり、 福冨さんの話がとても分かりやすかったので。 韓国文学における斎藤真理子さんみたいなポジションになるんじゃなかろうか、福冨さん。2022/07/07

笠井康平

1
すっきりしたまとめで助かる2019/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12609981
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。