出版社内容情報
戦後日本社会のあり方の変容を,映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の登場人物「六子」のありえたかもしれない人生を追いながら説明していく。要点を押さえた解説で,家族,雇用,地域,階層など社会学の基本的なものの見方を知る入門書としても最適。
内容説明
私たちはどこから来て、どこをどうたどって、この社会にたどりついたのか。「六子」とその家族のありえたかもしれない人生を追いながら、日本社会の変遷を振りかえる。
目次
はじめに―「ALWAYS三丁目の夕日」から「無縁社会」へ
第1章 集団就職の時代
第2章 テレビの時代
第3章 六子の結婚
第4章 高度経済成長期の社会
第5章 一億総中流社会―安定成長期の社会
第6章 失われた三〇年
第7章 家族のポスト戦後体制―第二の近代社会へ(その1)
第8章 雇用のポスト戦後体制―第二の近代社会へ(その2)
第9章 地域の変容―第二の近代社会へ(その3)
おわりに―第二の近代社会を生きる
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