出版社内容情報
法学者と心理学者がタッグを組んだ法心理学の入門書。悪質商法から司法臨床まで、豊富な事例で法心理学の世界を案内します。
内容説明
人間の行動や思考に関する法則を、個別の裁判プロセスにあてはめることで、これまでとは異なる、人間に焦点を合わせた司法が可能になる。法学と心理学の融合。「実験‐臨床」という心理学的次元、「民事‐刑事」という法学的次元の両軸から体系的に「法と心理学」を解説。
目次
第1部 「法と心理学」入門(生活と法と心理―生活の出来事を「法と心理学」の視点から読み解く;犯罪と心理―加害と被害そして修復と回復;裁くプロセス―裁判員裁判における事実認定者のありよう)
第2部 刑事法と心理(虚偽自白―取調べのあり方と供述の信用性;偏見―公判前報道、予断情報そして映像バイアス;記憶―犯人識別供述)
第3部 民事法と心理(取引と心理―悪質商法になぜだまされる?;セクシュアリティと心理―性的アイデンティティとハラスメント;心の傷―事件・事故によるトラウマ)
第4部 司法臨床(司法臨床―法と心理臨床の協働;非行臨床―少年司法における臨床的アプローチ;家族臨床―家族紛争の理解、法と臨床の協働)
著者等紹介
サトウタツヤ[サトウタツヤ]
佐藤達哉。立命館大学総合心理学部教授
若林宏輔[ワカバヤシコウスケ]
立命館大学総合心理学部准教授
指宿信[イブスキマコト]
成城大学法学部教授
松本克美[マツモトカツミ]
立命館大学大学院法務研究科教授
廣井亮一[ヒロイリョウイチ]
立命館大学総合心理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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新橋九段
PUKO
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