内容説明
想定外にも対応する柔らかな社会とは―。無意識のこころからのアプローチ。
目次
序章 現代社会と「逆応用科学」のススメ
1章 「想定外」を科学する―原発問題では何が起きていたのか
2章 ヒトの認知の本性―なぜ原発は安全に見えたのか
3章 心理リアリティと実態リアリティ―こころは事実と乖離する
4章 実態を動かすシェアド・リアリティ―心理リアリティの共有と歪み
5章 カタストロフィをどう回避するのか
著者等紹介
下條信輔[シモジョウシンスケ]
1955年東京生まれ。1985年マサチューセッツ工科大学大学院修了(Ph.D.)。1986年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。スミス・ケルトウェル視覚研究所ポスドク研究員、東京大学助教授などを経て、カリフォルニア工科大学生物学・生物工学部教授。京都大学こころの未来研究センター、東北大学脳科学センター、玉川大学脳科学研究所などでも特任・特命教授を務める。専門:知覚心理学、視覚科学、認知神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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