内容説明
「障がい者制度改革」の背景や、そのひとつの結実である「骨格提言」の内容を丁寧に解説し、今後の障碍者福祉改革のあるべき姿を示す。
目次
序章 「障がい者制度改革」の第二ステージへ(「障がい者制度改革」の背景;「障がい者制度改革」の体制とその特徴;「障がい者制度改革」の経過;「障がい者制度改革」の成果と課題)
第1章 「骨格提言」がめざすもの(「骨格提言」の土台―障害者権利条約と「基本合意」;「骨格提言」の作成過程―障碍者の意見尊重と関係者の合意;「骨格提言」のポイント―障害者総合福祉法がめざす姿;「骨格提言」の内容)
第2章 障害者総合支援法の課題(内容面の総括的比較;事項別の比較;総合支援法の「検討規定」と「骨格提言」;障害者権利条約と障害者総合支援法;制度設計の比較―「骨格提言」の歴史的意味)
第3章 政府の方針を問い直す(「作業チーム報告」への「厚生労働省のコメント」の概要;厚生労働省の主な「コメント」とそれへの反論)
終章 「すべての人が暮らしやすい社会」の実現をめざして(「古い器」の崩壊と「新しい器」の形成;「骨格提言」と社会福祉界;共生社会の実現をめざして)
著者等紹介
佐藤久夫[サトウヒサオ]
日本社会事業大学特任教授。1948年生まれ。東京大学医学部保健学科卒、同大学院医学系研究科保健学博士課程修了、保健学博士。1977年、日本社会事業大学講師。助教授を経て1992年同教授。2013年定年退職、以後現職。2010年から2012年まで内閣府・厚労省の障がい者制度改革推進会議総合福祉部会部会長を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬参仟縁
ayumu