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芸のためなら亭主も泣かす

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163682600
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

自らの価値を確かめるべく、デリヘル界に潜入した女王様。泣きの亭主を尻目に、整形で「フランケン」に変身したり、イケメンの植毛手術を斡旋したりと大忙し。これが私の生き甲斐と、笑う女王に平穏の日々が訪れるのはいつか!?女王様、裸一貫の無謀な冒険へ。

目次

ツッコミ小人の存在(文明って、素晴らしい!;深夜二時、六本木で ほか)
急所をあなたに預けるの(今年もオークスに賭ける!;横目でこっそり… ほか)
女王様とハゲ氏の旅立ち(新たな旅の準備;まだ、値段はつくのか ほか)
仔猫のようなうさぎ(「美の親善大使」の前に;仔猫のようなうさぎ ほか)

著者等紹介

中村うさぎ[ナカムラウサギ]
1958年福岡県生まれ。同志社大学英文科卒。コピーライター、雑誌専属ライターなどを経て、作家デビュー。ジュニア向けファンタジー小説の分野で活躍する傍ら、自らの壮絶な浪費生活を綴るエッセイストとしても注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

241
突然デリヘル嬢になったり、美容整形を行ったことを公開したり、風呂で溺れかけたり、2005年から翌年にかけてのジェットコースター人生を綴ったエッセイ集。美容整形の出発点は、「美の執着」やら「向上心」とやらといったものではなく、単なる「自分嫌い」だったのだ。この文章は、なんとなく腑に落ちる。他に、ホリエモンと古舘伊知郎との「報道ステーション」でのやり取り(詳細は述べにくい)、「相互自己批判」が連合赤軍リンチ事件に結びついた経緯など、「うさぎ流」の切り口が面白かった。2021/02/07

tokkun1002

16
週刊文春2005-2006年掲載。壊れてるうさぎ先生のエッセイ。デリヘルしてみたり、男を買ってみたり。不思議な感覚。旦那さんとどんな距離なのかね。2014/08/14

あっ!chan

7
図書館に中村うさぎさんの別の本を探しに行ったのだか、題名と表紙の絵につられて借りて帰ってきた(借りたかった本は見つからなかったのだが…)。毒舌家のうさぎさんの自虐的なブラックなエッセイが満載!しかもこのエッセイが週刊文春に連載されていたというから、ちょっとびっくりである。デリヘルを経験した前後の人生観の変化が小気味良いタッチで書かれており、爆笑よりニヤリを期待して読んで欲しい感じである。2014/01/20

あぽ

6
彼女の本は2冊目。相変わらずのストレートな物言い、結構好きだ。成金なんて血統主義者から見た単語じゃないか、という指摘になるほど納得。お金ってたしかに平等なのかもしれないなあ。まあこの平等うんぬんは中で紹介されていたホリエモンの言葉なのだけれども。 2012/03/15

gtn

5
小説のために命を懸けているかと著者に問う男に、著者は嫌悪を感じているが、よく分かる。私もある精神的支柱を共有する友から若い頃、「彼(精神的支柱)のために死ねるか」と問われ、非常に不快な思いをした。何自分に酔ってるんだと思った。その友は、今はその支柱から距離を置いている。2017/11/19

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