内容説明
アメリカの金融機関や金融監督当局へのインタビューを基礎に、アメリカの金融制度と銀行業という広範囲にわたる内容を考察し、キャッシュレス化の進展や金融取引のデジタル化なども網羅。著者の研究の集大成!
目次
序章 金融制度と銀行業の分析
第1章 アメリカの金融制度
第2章 アメリカの金融機関
第3章 アメリカ商業銀行の多角的展開
第4章 金融危機と商業銀行
第5章 キャッシュレス化と銀行業
終章 銀行業の現代的特質
著者等紹介
前田真一郎[マエダシンイチロウ]
九州大学大学院経済学研究院准教授・総長補佐。九州大学大学院経済学府博士後期課程修了。博士(経済学)。1992年、九州大学経済学部卒業、野村総合研究所に入社。その後、2000年にNomura Securities International(米国野村證券)へ出向し、証券アナリストとしてアメリカ金融を担当。2005年、名城大学経営学部准(助)教授、2015年、同教授。2017年10月より現職(2022年10月より総長補佐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
83
最新のアメリカの金融制度について書かれた本です。最近立て続けにアメリカの大手地方銀行が破綻をしたので少し勉強をし直そうと思い手に取りました。ただ若干不満なことは小切手社会であったことが触れられておらずにいきなりデビットカードが出てきたような書き方をされていることに違和感を覚えました。また投資銀行という書き方をされておらず証券会社と書かれているのも違和感があります。ただアメリカの銀行が本当に手数料がかなりの収益を占めていることはよくわかります。キャッシュレスと銀行業という章が非常に参考になりました。2023/06/27
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